EMERAUDE ARCHITECTURAL LABORATORY CO,LTD. 
 

※このコーナーではTOPICSで取り上げた記事の概要をお伝えしています。

LinkIcon 見学会 /連日たくさんの方々においで頂きました。こうした建築への関心の高さを改めて感じさせて頂きました。ありがとうございました。

上白井の家  45坪・最小限二世帯住宅/古民家型住宅

上白井の家/南西外観


旧子持村・上白井に建設された現代「古民家」というべき新築の住まい。旧家を解体して残した大黒柱や主要な梁材を保存・伝承するため、新築家屋の要所に再利用しています。祖母を含む両親の世帯と若い長男家族の世帯、居住者は計7人ですが完全分離型の独立2世帯ながら総延べ床面積45坪、建設費も2,400万円(坪50万円台)に抑えた超ローコスト建築です。床天井は全てムク材、外壁はもちろん、内壁も主要部は塗り壁とし、低予算ながら古民家的素材をふんだんに使用しています。特徴的なのは平屋建ての大屋根構造に見せた2階建て建築としていることや、内壁の配色・シンプルなスチール製階段、玄関の吹き抜け空間等に現代和風建築の要素を取り入れ、モダンな要素を融合した建築としていることです。本格的な古民家建築の建設には大工棟梁の熟練した優秀な技術の裏付けも必要不可欠。こうした様々な要素の相乗効果で完成した建築でもあります。

二世帯住宅/造られ方は様々ですが、この家族の場合は玄関戸を開けると2世帯それぞれの玄関ホールが二つが隣り合わせに並んだ形。居間への入室はそれぞれのドアに分かれて入る構成となっています。いずれも1階部分で生活ゾーンを構成していますが子世帯の子供室のみが2室、2階に配置されています。

●見学会のご案内

〇会期
2011年1月9日(日)・10日(月)/いずれも午前10時から午後5時まで
〇現地案内
渋川市上白井3270
※「ブラン・カフェ」(渋川市上白井2523-91/TEL 0279-60-2080)を目標にお出かけ下さい。
(ブラン・カフェのオーナーの実家です)
※当日のお電話は090-3242-9823(小見山)までご連絡下さい。



































茶の間

階段部吹き抜け