EMERAUDE ARCHITECTURAL LABORATORY CO,LTD. 
 

完成予想図/CG画

完成予想図  いよいよ工事が始まります。


相見積もりの結果、施工してくれる工務店も無事に決まりました。
いよいよ工事がスタートです。

相見積もり 設計図を数社の建設会社に渡して工事価格を見積もってもらいます。各社とも詳細に描かれた同じ設計図について見積もるので同一の条件での金額比較が出来ます。最も安価な建設会社を特定するのに適しています。

既存建物/築40年ほど

既存建物の解体

これまで住んでいた建物を壊します


これまでの住まいを壊して「更地」にします。解体工事は木造家屋ですと概ね2日~5日程度かかります。部材の再利用をしない場合は壊すまでは早いのですがその後の分別が大変。産業廃棄物の規制はますます厳しくなっています。

産業廃棄物 燃やせるゴミや、埋めるしかないゴミ、再利用できる鉄くずなどに分別が必要です。法律により許可を受けたところにしか投棄することは出来ません。

地鎮祭の準備中

地鎮祭 建物を建設する位置に造られた囲いの中で行われます


解体が終わると次は地鎮祭。「更地」に地縄が張られ位置の確認を行います。写真は地縄に基づいて「丁張り」が施されています。地鎮祭の準備中です。

地鎮祭 一般的には神社の宮司をお願いして安全祈願をする行事です。野菜やお米、塩、お酒などを祭壇に捧げて神様に降りてきてもらい、無事に良い建物が出来上がることを祈ります。


上棟

祝宴/なおらいの儀

上棟式 いよいよ建物が姿を現します。


上棟とはあらかじめ大工が工場で刻んだ柱や梁の部材を搬入し、約二日ほどで現地で組み立てる作業のことを言います。当日は大工だけでなく工事に関係する鳶職人たちや電気屋さん、水道屋さんなど様々な職種の職人たちが手伝いに来ます。十数人の人たちが手伝い、見守る中で建物は徐々に姿を現すのです。

上棟式 通常は大工の棟梁が棟上をした建物のなかで神事を行います。建物の四隅で餅を投げたりのお祝いの儀式をするわけですが、今回は文字通り棟のてっぺんでの神事。はっぴを着た棟梁たちに混じって建築主のKさんも恐る恐る屋根の上に…。仕上げはお神酒を戴きながらのお祝いの儀。参集した職人たちにご祝儀まで振舞われ、立派な上棟式となりました。


いよいよ完成しました!

たたみ室よりリビング

完成見学会  9月5日(日)午前10時から午後5時まで。
         ※ご来場された方には詳しい資料を差し上げます。

         お出かけ頂きました大勢の皆さま、
         ありがとうございました。見学会は無事終了致しました。


総予算は1,500万円ですが、丹念な設計と大工棟梁の卓越した施工技術とでしっかりと仕上げることが出来ました。きめ細かなアイディアと巧みの施工技術とで完成した仕上がりがハウスメーカーの建てる住宅とは全く違うことを見学会で大勢の皆さんに見て頂きました。
Kさんご夫妻には第二子「未来〈みらい〉ちゃん」が誕生したばかり。
明るく賑やかな家族の新しい生活が、シンプルでモダンなこの「エコ住宅」で始まろうとしています。

見学会から オープンハウスは9月5日(日)に行われました。ローコスト住宅は建築家に依頼して出来るものなのか、住まいの断熱性能はどの程度まで考えるべきなのか、大工さんは決めているのだけれど設計と監理はきちんとお願いできるものなのか、…等など、様々な質問を頂きました。低予算でもしっかりとした家づくりをしたいという方々の情熱が伝わってくる貴重な見学会となりました。私たちは皆様の声をさらなる“お客様の声”として、より良い住まいづくりに一層の精進をしなければと思いました。ご来場頂きました皆さまに心から感謝致します。