EMERAUDE ARCHITECTURAL LABORATORY CO,LTD. 
 

※このコーナーでは各地の美術館、美術ギャラリー等が開催する展覧会をMOVEが自主的に選択し、各館の企画趣旨に沿った内容でご紹介しています。

佐藤忠良展 10.6(水)-11.14(日)

渋川市立美術館-宮城県立美術館佐藤忠良記念館所蔵/巡回展

初期の「群馬の人」に見られる日本の風土に根ざした強い生命力と精神性を捉えた頭像や、「帽子・夏」をはじめとする1970年代の〈帽子〉の連作で表現された現代的な女性像、わが子や孫などをモデルにした子供の像など、表現やモチーフは変わっても佐藤は一貫して人間を見つめて制作してきました。造形への厳しい眼差しによる抑制された表現の中にも豊かな詩情が溢れるこれらの作品からは、人間に対する深い愛情が感じられます。全国4会場を巡回する本展覧会では、宮城県立美術館 佐藤忠良記念館のコレクションより、初期から現在に至るまでの50余点の彫刻作品に素描を交えて展示し、戦後日本の具象彫刻を代表する佐藤忠良の足跡を紹介します。(渋川市美術館パンフレットより転載)

渋川市美術館/開館10周年記念企画

渋川市美術館は渋川市中心街に群馬銀行渋川支店の一部を賃貸することで実現した市立美術館です。桑原巨守(くわはら もりひろ)彫刻美術館として郷土出身彫刻家の常設彫刻美術館としても機能しています。市街地の過疎化が叫ばれる中ですが今回の展覧会は地方美術館の活性化を目指した国の特別支援事業でもあり、地方ではなかなか見ることの出来ない価値ある企画展です。

佐藤忠良の人と芸術 ①10月30日(土) 午後2時より 場所/渋川市美術館3階資料室                     内容/三重県立美術館副館長・毛利伊知郎氏を講師に迎えた 講演会。定員/40名
●美術館コンサート 演奏/おだわらともお と なかまたち    日時/10月17日(日)午後2時より午後3時30分まで 会場/渋川市美術館1階展示室 入場無料 定員/60名 

 
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MASKS-仮の面 (かりのおもて)

「仮面」の精神とかたち 2010/9/4(土)~10/27(日)


足利市立美術館で表記の展覧会が開催されています。
仮面は素顔を隠すものです。しかし、同時にそれは、素顔の下に潜在化した本質を顕わにするはたらきを持っています。人は仮面をかぶることにより社会科され日常化された素顔から開放され、未分化で原初的な、それで居て生命力あふれる、いわば「神的世界」の存在へと変化します…。

●日本をはじめとするアジア、オセアニア、アフリカを中心とした仮面約150点により、その普遍的な美と造形を探るもの。貴重な古面が伝わる日本、ユニークで力強い造形が魅力のアフリカなど、様々な地域の仮面が一堂に会す、古今東西の共通する祈りと心の造形。 (足利市立美術館パンフレットより)

記念講演会/講師/川島健二(民俗学)9月25日(土)午後2時より 足利市立美術館多目的ホール 定員80名 参加無料。
ワークショップ/原始の仮面の再現/講師/清野文昭(美術家) 10月10日(日)午後2時より 足利市立美術館多目的ホール定員20名小学生以上参加費500円